魑魅魍魎跋扈するこの世界で語られる、奇奇怪怪な怪奇譚。それはただの怖い話という訳では無く、時代の流れと共に変化し、最近ではより身近なモノに憑いてきています。今回は、情報技術の進歩に伴い出現した身近な場所に潜むIT幽霊にまつわる話BEST3を紹介します。
まずは第3位
「謎のtwitterアカウント、natasha」
「what must we do now」ただこれだけの呟きが、何故か470000人もの人々からフォローされたこの事件。2010年にこれを呟いたのは「natasha singh」という人物ですが、フォローが話題になった時にはこの人物は既に亡くなっていました・・・。死後も尚増え続けるフォロワーにネットは一時騒然となりましたが、一説によれば、このアカウントを見ると勝手にフォローした事にされてしまうという悪質なウィルスによる仕業と言われていますが・・・人の念が死後に残るのはよくある事、果たして真相は・・・。https://twitter.com/zzzzzzzzzzzzzzz/followers
こちらがそのアカウント。たった一言しかツイートされていない。
続きまして第2位
「~~だけど質問ある?」
2007年に「2ちゃんねる」の~~だけど質問ある?というスレッドに興味深い書き込みがされました。それが「幽霊だけど質問ある?」というものです。最初は、「足ある?」などの他愛も無い質問に「あるよ、でも浮かんでる」などとと答えていた書き込み主ですが、あるユーザーがping及びIP検索したところ、なんと書き込み主のところにはパソコンがないという衝撃的な事実が判明しました。一体どうやって書き込みを行っていたのでしょうか?書き込み主は「念じてる」というような事を言っていましたが結局理由はわからず、その後書き込み主は現れなかったので、無事に成仏したようです。死後でも「2ちゃんねる」が出来るのはユーザーにとっては嬉しい話でしょうが、いまだに謎の残っているスレッドです。http://matome.naver.jp/odai/2134430091556789201
こちらでスレッドの会話をまとめたものを閲覧出来ます。
そして第1位
「電子機器に住みつくサイバーゴースト」
幽霊はどこにでも出現しますが、ついに電子機器の中にもその姿を現しました。オカルト研究で有名な山口敏太郎氏が「サイバーゴースト」という新たなる幽霊を見出したようで、携帯電話の画面に骸骨のようなものが浮かび上がっている様子が撮影されていました。この幽霊がスマートフォンにとり憑くと、様々な誤作動が起こるようで、ある意味ウイルスとも言える存在の様です。果たしてそれはネットという電子の海に潜む霊魂なのでしょうか・・・。もしそうならば、何気なくあなたが使っている携帯にも・・・。http://npn.co.jp/article/detail/89122373/
こちらに画像があります。果たしてその正体は・・・。
時代と共に変化する幽霊像
幽霊もtwitterや2ちゃんねるに出没するようになり活動範囲を広げていますが、それだけ人間の生活にITが密接に結びついているという事です。PCやスマートフォンの流行により、それが生活に必要不可欠な物になってしまいました。これはある意味私達人間が、IT化した社会の生み出した物にとり憑かれているのではないでしょうか?電子の海に漂っている謎の存在は、私達の未来の姿なのかもしれません・・・。